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千葉県立国分高等学校創立50周年を祝して |
千葉県立国分高等学校同窓会会長 紺野義聖 |
本日ここに、皆様方とともに、千葉県立国分高等学校創立50周年を迎えられましたことは、大慶の極みであります。 そして記念式典が、盛大に挙行されますことを、心よりお祝い申し上げます。 同窓会を代表いたしましてご挨拶を申し上げます。 昭和39年4月14日、いまだ自らの学び舎を持ちえないなか、市川工業高校にて新入学生431名の第1回入学式がとりおこなわれました。 のちに開校記念日となるこの日に、国分高校の歩みが始まりました。 その年の我が国は、東京オリンピックが開催される年であり、海外旅行が自由化されたのもこの年でありました。 人形劇で有名な「ひょっこりひょうたん島」が放送開始され、その原作者であった井上ひさし氏は後に市川市にお住まいでありました。 その当時の千葉県民数は260万余でありました。 昭和42年3月10日に、市民会館にて第1回卒業式が挙行され398名の第1期生が巣立って行かれました。 その間、校長先生はじめ、教職員の方々とともに、1期生の皆さんは、国分高校の「形」を造るべく弛まぬ努力と大いなる創造力と高遠なる理想のもとに新しい校風づくりに邁進いたし、自由闊達で寛仁な校訓「自主・自律」が誕生いたしました。 その校訓はまさに伝統となって各世代の卒業生そして在校生ひとりひとりの胸の中に息づいております。 ここに千葉県立国分高等学校の礎を築き、充実発展にご尽力いただきました関係者の皆様に心から敬意を表する次第であります。 50年の時の重みをひしひしと感じ、先達に思いを馳せるとき畏敬の念で体が震える思いであります。 さて同窓会は、昨年より我が愛すべき在校生の進路選択の情報提供の一環として、卒業生による就職に関する社会人講話を8クラスで始めました。 また梨香祭においては、卒業生に母校を訪れる契機となればとの思いで、各年代の卒業アルバム等を展示した同窓会ルームの開設を再開しております。 また同窓会に入会したての卒業生のためのオリエンテーションならびに歓迎会を毎年開催いたしております。 総会・懇親会は年に一度の大事な行事であります。 同窓会会員は、役員会、理事会、各種委員会活動を通し、在校生及び母校の発展に寄与すべく日々奮闘いたしております。 同窓会活動は、いわば過去から未来に旅する旅人のようなものであります。 在学した3年間という過去から未来永劫に、果てしなく繰り返し事業を遂行し、時代の変化を敏感に感じ、衣を着替える。 ときには奇抜な衣であってもいいのであります。 在校生諸君、君たちの先輩は、「自主・自律」の校訓の下、その時代その時代を一生懸命に生き抜き、社会の第一線で有能な人材として、日本のみならず世界各国で活躍されております。 かけがえのない生涯に高い望みをもって、自らの夢と目標を実現しようとする積極性、そして艱難辛苦に耐える体力を培っていただきたいと思います。 結びに千葉県立国分高等学校が、地域に愛され、創立50周年を契機にますます発展されますことを祈念いたしまして、祝辞とさせていただきます。 |
第7代・同窓会会長 6期生:紺野 義聖 |